短大・大学・大学院・専門学校の主なTOEIC® Program活用目的

プレイスメントテストとして最適

学生の英語コミュニケーション能力をぶれずに評価できるため、多くの大学において、スコアがクラス編成の基準として利用されています。

スコアの活用で、プレイスメントの基準を明確化

 

「Listening」「Reading」「Speaking」「Writing」個々の英語力を個別にスコアで把握できるため、学生の英語コミュニケーション能力に合わせたクラス分けが可能です。スコアや属性欄を用いたアンケート調査などを活用することで、さまざまなデータを収集・分析することができ、きめ細かいクラス分けや指導が可能になります。例えば、入試区分別のスコアを分析し、学生一人一人に合わせた授業内容の選定に利用できます。

クラス編成時のタイトなスケジュールにも対応可能

例えば、TOEIC L&RやTOEIC Bridge L&Rは、テスト実施から7日以内にテスト結果を入手できます。
入学式の当日に団体特別受験制度(IPテスト)を実施し、新学期からのクラス分けに多くの学校が活用しています。

テスト実施後、解答用紙を含むテスト資材を当協会に返送いただきます。テスト資材の到着日を1営業日目と起算し、5営業日後にテスト結果を発送します。
大学での活用事例

明治大学 経営学部

~ 新入生は入学前にTOEIC L&Rを受験。そのスコアで習熟度別クラスを編成~

入学前のTOEIC L&R実施で、どのようなメリットがありましたか。
このタイミングでTOEIC L&Rを受験することで、学生は本学部が英語教育を重要視していることと、入学後はきちんと英語を勉強しなければいけないことを理解します。また、TOEIC L&Rは結果が早く出るため、実施後すぐに習熟度別のクラス編成に活用できるのも大きな利点です。
また、本学部では1・2年次だけでなく3・4年次も引き続き英語を学ぶことができます。この4年間の過程で英語力がどれだけ伸びたかをTOEIC L&Rで測定することができます。 学部内には、英語を積極的に学ぼうとする雰囲気が芽生えてきたと実感しています。
TOEIC® Programを単位認定で活用する学校が増加中

2021年度は大学334校、短期大学56校、高等専門学校44校が単位認定にTOEIC Programを活用してます。

TOEIC Programのスコアを活用した大学での単位認定基準の一部をご紹介します。

学校名 学部・学科名 活用テスト名 基準スコア 単位数
駒沢大学 経済学部 L&R 500 4単位
L&R + S&W 700 4単位
中央大学 総合政策学部 L&R 1年次 550 2単位
L&R 2年次 650 2単位
L&R 3年次 700 2単位
L&R 4年次 750 2単位
富山県立大学 工学部 L&R 500 1単位
L&R 600 2単位
福岡県立大学 全学 L&R + S&W 1095
(L&R875 + S&W310)
1単位
L&R + S&W 1305
(L&R945 + S&W360)
2単位
北海学園大学 法学部 L&R 600 2単位
L&R 730 4単位
L&R 900 6単位
S&W S120 W120 2単位
S&W S130 W140 4単位
S&W S160 W160 6単位
山梨県立大学 全学 L&R 570 2単位
L&R 700 4単位
BLR 89 2単位
駒沢大学 経済学部
L&R
基準スコア
500
単位数
2単位
L&R+S&W
基準スコア
700
単位数
4単位
中央大学 総合政策学部
L&R
基準スコア
1年次 550
単位数
2単位
L&R
基準スコア
2年次 650
単位数
2単位
L&R
基準スコア
3年次 700
単位数
2単位
L&R
基準スコア
4年次 750
単位数
2単位
富山県立大学 工学部
L&R
基準スコア
500
単位数
1単位
L&R
基準スコア
600
単位数
2単位
福岡県立大学 全学
L&R+S&W
基準スコア
1095
(L&R785+S&W310)
単位数
1単位
L&R+S&W
基準スコア
1305
(L&R945+S&W360)
単位数
2単位
北海学園大学 法学部
L&R
基準スコア
600
単位数
2単位
L&R
基準スコア
730
単位数
4単位
L&R
基準スコア
900
単位数
6単位
S&W
基準スコア
S120 W120
単位数
2単位
S&W
基準スコア
S130 W140
単位数
4単位
S&W
基準スコア
S160 W160
単位数
6単位
山梨県立大学 全学
L&R
基準スコア
570
単位数
2単位
L&R
基準スコア
700
単位数
4単位
BLR
基準スコア
89
単位数
2単位
【活用テスト名】
  • L&R:TOEIC Listening & Reading Test
  • S&W:TOEIC Speaking & Writing Tests 
  • BLR:TOEIC Bridge Listening & Reading Test

静岡県立大学

~ スコアを英語科目の総合評価と全学部共通の単位取得の要件に~

2016年度からTOEIC® Listening & Reading IPテストを導入 単位取得要件にスコアを活用
2016年度からは全5学部の1、2年生を対象にTOEIC L&Rの団体特別受験制度(IPテスト)を導入しました。それまでも、複数の学部でTOEIC L&Rスコアを成績評価などに活用していましたが、単位に直接関係ないため、目標とする平均点をなかなか達成できませんでした。
そこで、TOEIC L&R IPテストの導入と同時に、そのスコアを全学部で英語科目の総合成績に活用することにしました。1年生は前・後期、2年生は前期のみ(国際関係学部は後期も)、対象となる英語1科目の単位取得要件として400点取得を設けました。
学部によって入学時の学生の英語力が異なるため、当初は全学部同じスコアとすることへの反対もありました。しかし、重要なのは高校まで培ってきた英語学習への意欲とモチベーションをさらに高めて、卒業時には、本学学生の英語力を統一して数値で保証することだと考えましたので、全5学部での目標平均スコアを同一にしました。
達成目標を数値化することで、学生の学習意欲が向上
達成目標を数値化して示すことは、学生の学習に対する効果的な動機付けとなりました。今ではテストの約1ヵ月前になると、学生たちが食堂などに集まって一緒に勉強する姿が見られます。
その結果、2017年度には全学部で1年生後期のリスニングの平均スコアが前期の平均スコアを上回るなど、大学生レベルの英語力の定着に成功しました。「日本の学生は大学に入学したら勉強しない」とよく言われますが、学習の目指すゴールを数値化によって明確にすることはこの問題解決に対して意義ある方策だと思われます。
学生からは、就職活動時のエントリーシートにスコアを記入できると好評です。近年は、TOEIC L&R公開テストに限らず、IPテストのスコアでも英語の基礎力が把握できるとして認める企業が増えてきていますので、自らの学習成果をアピールできる良い機会となっています。
TOEIC L&R IPテストは、前・後期の終わりに学部ごとに実施します。導入初年度の前期は400点未満の学生が受験者数の約1割程度いましたが、2018年度の前期は半減しました。学部ごとのテストで達成できなかった学生は、約1ヵ月後に言語コミュニケーション研究センターが実施するIPテストを受験します。加えて、個別に公開テストを受験することも可能です。
大学での活用

TOEIC Programは全国の大学・大学院において、「入学試験でも」活用されています。

大学への編入試験

基準以上のスコアを獲得している場合、英語科目の試験免除、あるいは加点対象となるなど専門学校や短期大学から大学へ編入する際の出願条件としてもTOEIC L&Rスコアは活用されています。

国公立大学

69

北海道大学・国際教養大学・筑波大学・東北大学・千葉大学・お茶の水女子大学・東京大学・横浜国立大学・大阪大学・九州工業大学 etc…

北海道・東北地方

25

札幌学院大学・北海道科学大学・弘前学院大学・東北学院大学・石巻専修大学 etc…

近畿地方

74

同志社大学・龍谷大学・関西大学・近畿大学・京都外国語大学・京都先端科学大学・摂南大学 etc…

東京都

67

青山学院大学・学習院大学・芝浦工業大学・上智大学・玉川大学・中央大学・東京理科大学 etc…

関東・甲信越地方
(東京都除く)

64

獨協大学・千葉工業大学・関東学院大学・中央学院大学・群馬医療福祉大学 etc…

北陸地方

6

金沢学院大学・金沢工業大学・金沢星稜大学・北陸大学・福井工業大学・北陸大学 etc…

東海地方

34

中京大学・名古屋外国語大学・愛知淑徳大学・愛知大学・名城大学・岐阜聖徳学園大学 etc…

中国・四国地方

21

広島修道大学・徳島文理大学・岡山理科大学・吉備国際大学・広島経済大学 etc…

九州・沖縄地方

30

九州産業大学・西南学院大学・福岡大学・長崎外国語大学・立命館アジア太平洋大学 etc…
大学院での活用

大学院においても、入学試験で活用されています。

国公立大学院

53

北見工業大学大学院・北海道大学大学院・室蘭工業大学大学院 etc...

私立大学院

24

青山学院大学大学院・学習院大学大学院・慶応義塾大学大学院 etc...
ビジネスパーソンに最も求められているスキルは英語力!

企業に今後のビジネスパーソンにとって重要な知識やスキルは何かアンケートを取ったところ、第1位が英語力で、上場企業の3/4が重要視しているという結果になりました。

Q.
 今後のビジネスパーソンにとって重要な知識やスキルは?(複数回答、一部のご紹介)
英語74.5%
 
リーダーシップ、
組織のマネジメント能力
67.7%
 
コミュニケーションスキル
(聞く、理解する、伝える)
65.5%
「英語活用実態調査(企業・団体、ビジネスパーソン)2022」より
新入社員の採用時に多くの企業がTOEIC® Programスコアを活用

TOEIC Programを導入している企業・団体の約半数が、新入社員を採用する際の判断材料として、学生が取得したスコアを考慮していると回答しています。また、新入社員に期待する平均スコアは、TOEIC L&Rスコアが550点、TOEIC Speakingスコアが100点、TOEIC Writingスコアが110点となっています。

Q.
 新入社員の採用時にTOEIC® Programを利用していますか?

新入社員に期待する平均スコア

TOEIC L&R
550
TOEIC S&W
100
110
「英語活用実態調査(企業・団体、ビジネスパーソン)2022」より
人気企業ランキングで7割以上の企業がTOEIC® Programを採用!

TOEIC® Programは2024年卒大学生就職企業人気ランキング(文系・理系の各上位50社、合計100社)において約7割の企業で採用されるなど、社会で広く活用されています。

さまざまな資格取得、各種採用試験でも活用されています!
全国通訳案内士 TOEIC L&R900点、TOEIC S&Wの内、 Speaking Test 160点、Writing Test 170点のいずれかで第1次試験の外国語筆記試験(英語)が免除
2025年4月現在、IIBC調べより
地域通訳案内士 全国で導入している40地域のうち半数以上が応募要件・試験免除、英語力の目安の一つに活用
2023年12月現在、IIBC調べより
国家公務員 採用総合職試験 最終合格者決定時に600点で15点加算、730点で25点加算
2023年12月現在、IIBC調べより
教員 採用試験 全国47都道府県、20政令都市のうち9割以上が活用
全国47都道府県、20政令都市のうち3割以上がTOEIC S&Wも活用
「TOEIC Tests 教員採用試験における活用状況(2024)」より
自治体職員 採用試験 全国47都道府県、20政令都市のうち約2割が活用
「TOEIC Tests 自治体職員・警察官採用試験における活用状況(2024)」より
全国警察官 採用試験 全国47都道府県のうち約8割以上が活用
「TOEIC Tests 自治体職員・警察官採用試験における活用状況(2024)」より
上記の内容は概略のため、正確な情報は各種試験要項などをご確認ください。
大学での活用事例

龍谷大学

~ なぜ経済学部で英語が求められるのか~

経済学部独自にTOEIC L&Rをレベルチェックとキャリア支援として実施
本学経済学部では、グローバル化する経済・社会において、実践的な英語能力を培い、国際ビジネスの現場で活躍できる人材を育成するために、学生たちの英語力の把握と向上を図る機会の一つとしてTOEIC L&R IPテストを実施しています。2011年度に経済学部独自の取り組みとして導入し、受験料全額補助で年2回の実施を継続しています。対象は希望者で、入学時から卒業まで在学中は何度でも受験が可能です。
経済学部で英語が求められる理由
経済学部に英語が必要とされる理由は主に3つあります。 1つ目は、日本における経済学のルーツのひとつが英語圏あるいはヨーロッパにあることから、英語を理解することが経済学を理解するうえで役に立つということです。

経済という言葉自体のルーツとしては、エコノミーと経世済民という2つの系統がありますが、このうちのエコノミーの方は、古代ギリシャまでさかのぼって、オイコス(家計)とノモス(法)からなるオイコノモス(家計の管理・運営)という合成語が語源とされます。その後の経済の発展としても、イギリスの産業革命に代表されるように、同様に英語圏あるいはヨーロッパが中心です。明治時代以降に輸入したエコノミーという系統の経済学を理解しようとするときに、ヨーロッパの考えや発想が学問としてもコンセプトになっていますから、英語の知識があるとつかみやすいというのが私の考えです。

2つ目は、最新のトレンドであるデータサイエンスをキャッチアップするためです。データサイエンスは統計学に加えて、プログラミングが大変役立ちます。プログラミングのコードはほとんどの場合英語ですから、プログラミングを学ぶのに英語を知っていないとハードルが高いように感じます。

3つ目は、多様な視点を知るのに英語が役に立つということです。多様な視点や多様性の理解というものは現在、経済学で掲げられる目標の一つでもありますが、日本語の言語空間だけに留まらない全く違う視点や情報を得るのに、英語を知っている人であれば、第一義的に知ることができます。 また現在、所属する組織問わず国際的な感覚が必須です。原油価格もそうですが経済の問題は海外に依存しますし、ローカルな事業であっても需要を海外に見出していくという道筋もあるでしょう。

今はAI翻訳があるから英語は必要ではないという議論もありますが、翻訳の正確性を担保するために、不適切な機械翻訳を見抜く英語力や文化的な常識、倫理観といった総合力も持ち合わせておかなければなりません。つまり言葉だけでなく英語圏の考え方を理解することが求められるのです。学生たちには、これらを自らの経済的な基盤を確立するための第一歩と捉えてもらいたいです。
信頼が高く、ぶれのないスコアで評価

TOEIC Programのスコアは、その信頼性・一貫性を担保するため、データ分析や検証作業をはじめとする採点プロセスの管理を徹底して行っています。それにより、いつどこで誰が受けてもスコアがぶれずに英語力を把握することができます。

1

授業や生徒の学習成果をスコアで定量化でき、英語力の伸びを分析可能

 

TOEIC Programの各テストは結果をスコアで提示するため、 授業や生徒の学習成果を測定・分析するのに役立ちます。また、スコアを基にした受験者同士の能力の比較や経時的な能力の推移が把握できます。

2

出題範囲が決まったテストでは測れない、英語コミュニケーション能力を測定

 

学習範囲の達成度を測るテストでは測定することのできない、英語コミュニケーション能力が授業や指導によりどの程度向上したのかを測定することができます。

TOEIC L&R・TOEIC Bridge L&R では同じ人が何度受けても、英語コミュニケーション能力に変化がない限りスコアも一定に保たれるように、スコアは一問何点といった正答数による素点(Raw Score)ではなく、スコアの同一化(Equating)と呼ばれる統計処理を行い算出されています。

項目分析(アイテムアナリシス)による精度検証とスコアの同一化(Equating)

 
Point1

解答データは米国のETSで採点

  • TOEIC L&R・TOEIC Bridge L&Rは、日本で読み取った解答データを米国のETSで採点
  • テストの妥当性・信頼性を保つため、採点前後の項目分析(アイテムアナリシス)を通じた精度検証と、統計処理によるスコアの同一化(Equating)を実施
Point2

項目分析(アイテムアナリシス)による精度検証

  • 採点前には、無作為に抽出した解答データの正答率から設問(項目)ごとの難易度を分析
    万が一、不適切な設問が含まれていた場合は採点から除外し、採点の信頼性を確保
  • 採点後には、採点前分析の結果に基づき、統計学と心理統計学の専門家が全受験者の解答を対象にした検証を実施
    さらに、成績順グループ別の正答率を設問(項目)ごとに算出し、正答率に偏りがないかなど妥当性を確認
Point3

統計処理によるスコアの同一化(Equating)

  • 精度検証後、スコアは正答数そのままの素点(Raw Score)ではなく、スコアの同一化(Equating)と呼ばれる統計処理によって素点を換算点(Scaled Score)に置き換えて算出
  • 具体的には、新しいテスト作成時に、以前出題した問題のごく一部を必ず織り込み、スコア算出時に新旧テストを比較することで、難易度によるスコアのぶれが生じないよう調整

TOEIC® Programの開発・制作期間であるETSは世界180ヵ国以上、9,000ヵ所以上において、年間5,000万件以上のテストの開発・実施、採点を行っています。そのためETSは、多くの分野の専門家を雇用しています。TOEIC S&W、TOEIC Bridge S&Wの採点者は正式に許可を受けた大学の学士以上の学位を持ち、ESLなど、英語の非母国語者への指導経験が必要です。

人による採点と独自の採点基準により”伝わる”コミュニケーション力を測定

 
Point1

採点の品質維持方法

採点者は毎日「カリブレーションテスト」と呼ばれる採点の正確度を測るテストに合格しなければ、その日は採点することができません。受験者ごとにSpeaking、Writingそれぞれ最低3人の採点者が振り分けられます。複数人が採点をすることで偏った評価を防ぐことができます。採点者は担当しているクエスチョン以外、受験者のスコアを見ることができず、また採点作業はスコアリングリーダーなどがモニタリングし、採点の完全な正確度を目指しています。

採点の品質維持

 

1. カリブレーションテスト

カリブレーションテスト

採点前にテストを受けて合格しなければ、その日は採点することができない。

2. スコアリングガイド

スコアリングガイド

受験者1名の解答につき、各テスト3名以上の採点者によって設問ごとに評価される。

3. 採点のモニタリング

採点のモニタリング

スコアリングリーダーなどが、採点のモニタリングをしている。

Point2

意思疎通に重点を置く採点基準

スピーキングテストの採点は、発音が流暢でなく、多少文法的にミスがあったとしても、意思疎通に問題がなければ採点スケールに大きく影響することはありません。
自分の言いたいことが相手にきっちり伝われば、加点評価される実践的なテストです。 意思疎通に重点を置く採点基準
全国の学校で、英語学習の動機付けとして活用されています

TOEIC® Programを導入している学校の6割以上が「英語学習へのモチベーションが維持できる」、半数以上の学校が「特定のスコアを目標にすることで、学生が達成感や自身をもてるようになる」と回答。

大学・短期大学

Q.TOEIC L&Rを実施することには、
どのような利点があると思いますか?
(複数回答)

Q.TOEIC S&Wを実施することには、
どのような利点があると思いますか?
(複数回答)

「英語活用実態調査【学校(大学・高等学校ほか)】2019」より TOEIC Testsを利用している大学の回答結果
TOEIC® Programなら、効果的な学習計画が立てられます
1

TOEIC® Programで学生・生徒の現在の英語力を測定

 

結果は合格・不合格ではなく、スコアで表示されるため、生徒の現在の英語力が客観的に分かります。英語学習の初・中級者には、TOEIC L&Rの簡易版であるTOEIC Bridge L&Rからトライすることもできます。

2

ゴールを設定する

 

評価基準は常に一定であるため、一人一人のレベルに合わせて目標を設定することができます。
例えば、グローバル化が進んだ企業では、新入社員にも業務上で最低限のコミュニケーションがとれるような英語力が求められています。
企業が新入社員に期待するスコアの平均は、TOEIC L&Rスコアが550点、TOEIC Speakingスコアが100点、TOEIC Writingスコアが110点です。TOEIC® Programを活用している企業・団体を対象に、英語教育の実態について調査を行ったところ、新入社員の目標とする英語スキルの水準は「挨拶ができる:41.4%」次いで「簡単な業務連絡などができる:25.9%」となっています。

「TOEIC® Programを活用している企業・団体における英語教育、英語活用の活用実態調査(2022)」より
3

弱点を克服する

 

TOEIC L&RではScore Descriptors(レベル別評価)で、リスニング、リーディングにおける英語運用能力上の強みや弱みが確認でき、効果的な学習計画が立てられます。同様に、TOEIC S&WではScore Range Descriptors(スコアレンジ別評価)で、スピーキング、ライティングにおける強みや弱みが把握でき、レベルアップに必要な課題が明確になります。

大阪夕陽丘学園高等学校

~ 実社会で使える英語を身に付ける「音声教育」の成果を測定~

大学入試のその先の実社会で使える英語力を身に付ける「音声教育」を重視する本校では、リスニング力を測る指標として、英語国際コースの1、2年生全員に年2回、TOEIC Bridge Testを実施。2年生の成績上位層および3年生全員にはTOEIC L&Rを実施しています。

TOEIC® Programはスコア判定であり、リスニングとリーディングのスコアが同等配分なので、細かな英語力の伸長も一目で分かります。生徒たちは、スコアを比較し合うことで他者評価も得られ、お互いが良い刺激となっているようです。特に、成績上位層にはスコア判定が役立っており、自ら具体的な目標を立てて、長文読解など苦手なリーディングの学習にも意欲的に取り組むようになりました。

岩手県立大学

~ 成績評価に組み込むことで継続学習を促進~

1年生には、TOEIC Bridge Testを年3回、入学時と前・後期末に実施し、クラス分けおよび成績評価に活用。2年生には、TOEIC Bridge TestとTOEIC L&Rを前・後期末に行い、成績評価に活用しています。テストを定期的に実施することで、学生自身はその間の習熟度が実感でき、また、教師は学生の英語力を経年で比較できます。

TOEIC Bridge Testは試験時間が1時間と短いため、高校を卒業したばかりの新入生でも負担なく受験できているようです。また、2年時にはTOEIC L&Rになることを意識できるので、いきなり対峙するよりも、文字通り、TOEIC L&Rへの橋を架けるということでTOEIC Bridge Testの導入は本学の学生には最適だったと思います。

埼玉大学

~ スコアの伸びが与える達成感が積極的な学習に~

本学で2005年度からスタートした「新しい英語スキル教育」では、TOEIC® Programを物差しとして、習熟度の伸びを測りながら学習を進めていきます。独自開発のシステム・コンテンツによる、コンピュータを用いたCALL授業(Computer Assisted Language Learning)と5種類の対面授業、そしてどんな質問にも答える「英語なんでも相談室」を3本の柱にした教育システムを構築しています。

TOEIC L&Rは、入学直後と1年次が終了する2月、そして2年次の7月の計3回受験します。TOEIC L&Rの結果とCALL授業出席回数との相関関係を分析したところ、出席評価が高い(出席回数が多い)ほどスコアの伸び幅は大きくなっていることが分かりました。

TOEIC® Program
英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテスト

初・中級者向けのTOEIC Bridge® Testsをご存知ですか?

TOEIC Bridge Testsは、英語学習初級者から中級者を対象とした、日常生活で活きる英語の力を測定する、世界共通のテストです。 聞く・読む力を測る TOEIC Bridge L&R と 話す・書く力を測る TOEIC Bridge S&W により、4技能(聞く・読む・話す・書く)全ての英語コミュニケーション能力がわかります。 英語を基礎から学びたい方や、TOEIC Testsへの架け橋としてとても効果的です。

1

英語学習の初・中級者におすすめなテスト

 

初・中級者の4技能(聞く・読む・話す・書く)全ての英語コミュニケーション能力が測定可能です。 リスニングの出題スピードは、TOEIC L&R よりゆっくりで、例としてはネイティブスピーカーが「注意深く話す」際のスピードです。

2

TOEIC® Testsよりも日常的で身近

 

日常会話はもちろん、メール、SNS、ビデオ通話など現代のコミュニケーションシーンや、複数人での会話、図表や写真などを使ったやりとりなど、実際の場面に即した英語能力が測定できます。

3

TOEIC® Testsよりも試験時間が短い

 
  • TOEIC L&R : 約2時間 → TOEIC Bridge L&R 約1時間
  • TOEIC S&W : 約1時間20分 → TOEIC Bridge S&W 約52分