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世界での活躍を見据え、英語力の評価基盤にTOEICを活用

東京国際工科専門職大学

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東京国際工科専門職大学01 東京国際工科専門職大学02
理論と実践を融合させ、世界で活躍する「デジタル人材」を育成
ーカリキュラムと連動したTOEIC® Programの活用ー
情報工学科 講師 菅谷 孝義氏

「理論」と「実践」の融合、そして世界とつながるICT教育

本学は「理論」と「実践」を融合し、高度な職業人材を育成する、新しい高等教育機関である専門職大学です。AI、ロボット、情報工学、デジタルエンタテインメントといった最先端ICT分野で活躍するグローバルプロフェッショナルを育成しています。

学生が多く志望するIT・ゲーム・CG業界は、今や完全にグローバルな環境です。開発拠点が海外にあることは珍しくなく、各国のエンジニアと協働してプロジェクトを進めることが日常です。「技術力」は大前提ですが、それを伝え、チームで成果を出す「コミュニケーション能力」がなければ世界では戦えません。

本学では4年間の集大成として、エンジニア、有職者を招いた「卒業制作プレゼンテーション」を行いますが、これは英語で行われます。単に知識を詰め込むのではなく、自身の制作物やアイデアを英語で論理的に表現すること。これが本学における英語教育のゴールであり、専門職大学ならではの「職業に直結した教育環境」における英語を学ぶ意義です。

「実社会」の共通言語としてTOEIC® Programを採用

開学当初より、英語教育にTOEIC® Programの団体特別受験制度(IP:Institutional Program、以下IPテスト)を導入しています。選定の最大の理由は、ビジネスの世界における圧倒的な「認知度」と「評価基準としての信頼性」です。

就職活動において、企業が英語力を判断する際、最も汎用性が高い物差しがTOEIC® Listening & Reading Test(以下、TOEIC L&R)スコアです。また、日本の大学英語教育は「読む・聞く」に偏りがちですが、アジア諸国の学生はスピーキング能力も非常に高いです。グローバルな競争環境を見据え、4技能をバランスよく測定し、世界標準で戦うためには、ビジネス英語のスタンダードであるTOEIC Programが最適と判断しました。

現在、1年生から4年生までの全学生を対象に、年間を通して計画的にIPテストを実施しています。具体的には、入学直後の1年次4月にクラス分けとしてTOEIC Bridge® Listening & Reading Tests(以下、TOEIC Bridge L&R)を実施。その後、アチーブメントテストとして1~4年次の夏・冬にTOEIC L&Rを、さらに冬にはTOEIC® Speaking Test(以下、TOEIC Speaking)を実施しています。2024年度はTOEIC L&Rで延べ1,400名以上、TOEIC Speakingで500名以上が受験し、カリキュラムと完全に連動した運用を行っています。

スコアを成績評価に反映し、学習の「PDCA」を回す

本学の特長として、テスト受験を「任意」ではなく、カリキュラム内の「必須」の定期試験と位置づけています。
各学年の「コミュニケーション英語」などの授業において、TOEIC L&Rスコアを成績評価の一部として反映させています。評価に直結させることで「単位に関わる」という緊張感が生まれ、受験率はほぼ100%を維持しています。

また、プレイスメントテストの結果に基づき、習熟度別に7段階のクラス編成を行っています。定期的にテストを受けることで、学生は「今の実力でどのクラスにいるのか」「あと何点で上のクラスに行けるのか」を常に意識します。自分の現在地を客観的な数値で把握し、次の目標を設定するという学習のPDCAサイクルを回す上で、定期的な外部テスト受験は不可欠なペースメーカーとなっています。

授業においてL&Rは「測定」、Speakingは「トレーニング」

活用において、本学ではL&RとSpeakingに対し異なるアプローチをとっています。

まずTOEIC L&Rですが、日々の学習成果を映す「鏡」です。授業内でテクニック指導ばかりを行うことはしません。授業の主眼はあくまで「英語でコミュニケーションをとる」ことにあり、最新テクノロジーのトピックを扱ったり、語彙を増やしたりする過程で、英語の総合力を高めます。「授業でしっかり英語を使っていれば、スコアはおのずとついてくる」という考えのもと、テストは実力を測る「定期診断」として活用しています。実際、4年間継続することで、対策偏重にならなくともスコアは着実に伸長していきます。

一方で、TOEIC Speakingは、テスト自体を「最高の教材」として活用しています。「対策そのものが、実社会で使える英語力のトレーニングになる」と捉え、授業内で積極的に取り入れています。

例えば「音読問題」や「写真描写問題」は、授業のアクティビティとして非常に優秀です。私の授業では、テストの課題形式を用いて音声を提出させる課題を頻繁に出しています。自分の声を録音して客観的に聞くことや、限られた時間で情報を整理して話す訓練は、実践的な発信力を鍛えます。Speakingテストはハードルが高いと感じる学生も多いですが、「準備をして臨めば話せる」という成功体験を積ませることで、苦手意識の払拭にもつながっています。

「自分の英語」と向き合う機会に

実際にTOEIC Speakingを受験した学生たちの声からは、テストを通じて多くの「気づき」を得ている様子がうかがえます。

「何を聞かれているかはわかるが、とっさに言葉が出てこず悔しかった」「もっと日頃から英語を話す習慣をつけるべきだと痛感した」といった、自身の実力不足を直視する声がある一方で、「授業で対策していたおかげで、予想以上に話すことができた」「英語で答えられたことが自己肯定感につながった」という前向きな感想も多く寄せられました。

カリキュラム必修の受験機会ではありますが、「英語に対する意識が変わり、モチベーションが上がった」「ただのテスト勉強ではなく、実際に英語を活用するときに役立ちそうだと思った」といった声もあり、学生自身が「実社会で通用する英語力」とは何かを肌で感じる貴重な機会となっています。 

海外インターンシップや就職活動への直結

こうした取り組みの成果は、数字や進路として表れています。本学学生のTOEIC L&R平均スコアは、学年が上がるとともにスコアも上昇しております。定期的な受験機会があることでスコアが共通言語となり、「〇〇点取ったから大手Eコマース企業や商社を目指せる」といった具体的な目標設定につながっています。 

特に大きなモチベーションとなっているのが、「海外インターンシップ」です。海外の企業で約1ヵ月間就業体験を行うプログラムですが、TOEIC L&Rスコアも参加にあたっては、参考としています。「海外に行きたい」という動機がある学生は熱心に取り組み、現地での経験を経て人間的にも大きく成長します。

また、TOEIC L&Rで高得点を取得した学生には、英語科目の単位認定(授業免除)を行う制度も設けています。英語が得意な学生は浮いた時間を専門分野の研究やアプリ開発などに充てることができ、それぞれの強みを伸ばす環境が整っています。

「世界で活躍ができる」エンジニアの輩出を目指して

今後は海外インターンシップへの参加者をさらに増やし、ゆくゆくは全学生が「日本を出て、海外で働く」経験を持てるようにしたいと考えています。学生に対するサポートをさらに注力し、スコアの底上げを図ることで、より多くの学生にチャンスを提供したいです。

また、他大学様へのメッセージとして、特にTOEIC Speakingの導入をお勧めしたいです。自分の英語を録音し、ネイティブスピーカーから客観的に評価される経験は、学生に多くの「気づき」を与えます。さらにAI時代の今だからこそ、Eメール作成能力などを測るWritingの力も、即戦力として企業から求められるスキルだと思います。

専門職大学として、「実社会で活かせる英語力」を身につけさせることは私たちの使命です。TOEIC Programという客観的な指標をペースメーカーにしながら、グローバルに活躍できる高度デジタル人材、DX人材をこれからも育成していきます。

(2025年12月取材)

(テスト名称を含め掲載情報は取材当時のものです)

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人事制度(昇格・採用等)
研修・社員育成
海外研修・出張等
自己啓発・レベルチェック
クラス分け
入試・進学前準備
成績評価・単位認定
進級・卒業要件
学習進度・レベルチェック
目標設定(実力養成)
キャリア教育・支援
特色あるプログラム・国際交流等

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TOEIC L&R
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TOEIC Bridge Tests
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